クレメンティアの藤原副理事長による講演が栃木県足利市にて開催されます。特徴のあるお子さんへの関わり方など、現場で長く関わってきた藤原先生の実践的なお話を聞ける機会です。「発達障がい」についての基本的な知識を知り、小学校入学前後に起きやすい問題の予防と対応を学びます。園児・小学校低学年児の保護者の方、支援に携わる方、先生方を対象とした講座です。
2/17 19:00-21:00 @足利市生涯学習センター
クレメンティアの藤原副理事長による講演が栃木県足利市にて開催されます。特徴のあるお子さんへの関わり方など、現場で長く関わってきた藤原先生の実践的なお話を聞ける機会です。「発達障がい」についての基本的な知識を知り、小学校入学前後に起きやすい問題の予防と対応を学びます。園児・小学校低学年児の保護者の方、支援に携わる方、先生方を対象とした講座です。
2/17 19:00-21:00 @足利市生涯学習センター
人生を重ねていくと、昔とは変わってきた、時代が変わってきた、と感じることが増えてきます。それだけ長い間、生きてきたということでもありますが、そういう変化を感じているという意味を感じ取っていくこと、考えていくことも大切になるときがあります。
実際の相談の場面でも、「私たちが育ってきたときとは・・・」「昔はこうではなかったのだけど・・・」という言葉だ、戸惑いを込めて使われることが多くあります。お話される方の真実として、その視点は疑う必要もありませんが。この観点、あるいは立ち位置だけでは、
現状を受け止めることが難しいことがあります。
多くの場合、言葉の通り、ご自身の体験がもととなった言葉になります。もちろん、まったくその通りであるのですが、これらの言葉のあとに、子供が理解できないあるいは、何が起こっているのかわからない、となるようなら、視点を変えていくことも大切になります。
例えば、子供さんたちのことについて語られているときにこの言葉が使われるとすると、子供たちの立場になると、あたりまえのことをしている、という感覚が前提になってきます。親御さんより短い体験のうえでの今この瞬間を生きているわけですので、昔と違っているという観点は、この時点では意味をなさないことが多くなります。
あくまでも、子供たち視点を知っておかないと、子供たちのことを理解することはできません。そのスタートラインにたって初めて、会話が成り立つことが多いように思います。親の生きてきた道、子供の生きている道、違うことは誰しもわかっているのですが、自身の体験と通した見方では、解釈として意味づけられ、理解には届かないことになります。
このものの見方は、実はあらゆる人間関係のシーンで見て取ることができます。確かに10年、20年前、30年前と大きな変化があったことは間違いありません。その変化を潜り抜けてきた人と、その変化の最中に身を置く人とでは、その視座が明らかに異なります。
昔と違う・・・・、そういった自信との体験との比較での視座は、自分とは異なる体験をしている人、と視点を移動して、もしその状況なら、と想像していく、それが理解の一歩となっていきます。
家族にしても企業にしても、問題として見えていることの多くには、この視点移動ができない状況であるほど、大きなものとして表れているように思えます。
とちぎ県南こころの相談室では、平成30年度実践研修会を行います。
学術的なお話ではなく、会員の発達臨床で、保護者や関係機関の先生方とぜひ共有したい具体的な内容をテーマにしました。
日 時 3月16日(土)14時~17時
会 場 とちぎ県南こころの相談室…
駐車場 相談室に5台、向かいの市営駐車場に15台確保しました。
参加費 3000円 二部のみ1000円
会 員 無料
申込み 氏名、所属、連絡先、全部、一部のみ、二部のみ参加のいずれかを明記の上、メールにてお申込みください。